Cardiogram、Apple Watchの心拍数を監視してWWDC基調講演で最も興奮した瞬間を判断

Cardiogram、Apple Watchの心拍数を監視してWWDC基調講演で最も興奮した瞬間を判断

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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Apple Watch アプリを開発する Cardiogram は、ステージ上のイベント中にアプリ ユーザーの心拍数をモニタリングし、最も心拍数が高くなるタイミングを調べることで、Apple の WWDC 2019 基調講演で最も盛り上がる部分が何であるかを解明しようと試みる予定です。

AppleのWWDC(世界開発者会議)基調講演は、iOS、macOS、watchOS、tvOSなど、同社のOSに今後導入される主要な機能変更が発表される場として知られており、時折サプライズも登場します。講演やデモンストレーションが終わると、最もエキサイティングな発表内容について多くの議論が交わされますが、Cardiogramは、Appleユーザーの心を躍らせる新機能とは一体何なのかを探ることを目指しています。

Cardiogramは、WWDC基調講演開始前に、Apple Watchの心拍センサーを使った心拍数記録をユーザーがApple Watchで継続的に行えるようにする予定です。記録されたデータは1分ごとにCardiogramと共有され、他のユーザーから提供されたデータと合わせて集計されます。

イベント中は、専用のライブ心拍数チャートが更新され、モニタリングプログラムに参加している参加者の現在の心拍数と、過去数分間のグループ全体の心拍数が表示されます。理論上、心拍数は重要な発表の直後に最も高くなるはずです。

この実験は、Cardiogramが提供する詳細な心拍数モニタリング機能をベースに構築されています。同社は1月に、健康指標を他の2人と共有できるファミリーモードと、医師とデータを共有する機能を導入したプレミアムサービスを開始しました。

WWDC 2019は6月3日から1週間、サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターで開催されます。AppleInsiderWWDCに参加し、基調講演の前後、そして講演中も引き続き取材を行います。