AppleInsiderスタッフ
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Vevo TVはすでにMicrosoftのXbox 360などのゲーム機で利用可能です。 | 出典: Vevo
ミュージックビデオプラットフォームのVevoは、セットトップボックスやテレビを通じてストリーミングやオンデマンドのコンテンツを配信するためにAppleとSamsungの両社と契約を結んだと言われており、早ければ今週中にもApple TVでデビューする可能性がある。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Vevo は YouTube と同様に通常のオンデマンド ミュージック ビデオの品揃えに加え、24 時間ストリーミング コンテンツを配信する新しいチャンネルも提供するとのことです。
8月初旬、ソニー・ミュージックエンタテインメントとユニバーサルミュージックグループの合弁会社であるVEVOが、Apple TV向けのストリーミングアプリを開発中との噂がありました。情報筋によると、この噂は真実だったようですが、Apple TVアプリに加え、VEVOはSamsung製テレビ向けのサービスもリリースする予定です。
このサービスはまだ公式発表されていないものの、Appleは早ければ今週中にもApple TVでVevoの新サービスを開始すると見込まれている。Samsung版は「数週間以内」になる可能性が高いと同誌は報じている。
Vevoは、配信動画1本あたりに多額の広告収入をもたらすYouTubeからの脱却策を模索していると考えられています。新アプリの導入により、Vevoは収益管理の強化を図ることになります。また、このミュージックビデオ配信会社はケーブルテレビへの参入も検討していると言われていますが、今のところ契約交渉は成功していません。
リビングルームへの進出により、VEVOはYouTubeのようなインターネット中心の広告よりも収益性の高いテレビ向け広告を販売できるようになる。同社は既にMicrosoftのXbox 360やRokuセットトップボックス向けアプリでテレビ市場をリードしているが、ストリーミングデバイス市場におけるApple TVの優位性を考えると、今回の提携ははるかに高い収益性をもたらす可能性がある。