アップルの次期iPhoneの需要は「前例のないレベル」

アップルの次期iPhoneの需要は「前例のないレベル」

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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消費者を対象とした新たな調査によると、今年後半に発売が予定されているアップルの次期iPhoneを「購入する可能性が高い」と回答した人が過去最多となった。

チェンジウェーブが6月に実施し、月曜日に発表した最新の調査によると、消費者の14%がいわゆる「iPhone 5」を購入する可能性が「非常に高い」と回答した。さらに17%が、Appleの次期iPhoneを購入する可能性が「ある程度高い」と回答した。

「調査の最大の成果は、次世代アップルiPhone(すなわち『iPhone 5』)に対する前例のないレベルの先行需要だ。この調査数値に基づくと、これまでのどのiPhone発売時の先行需要もはるかに上回る」とチェンジウェーブは述べた。

昨年10月、消費者の10%がiPhone 4Sを「非常に購入する可能性が高い」と回答し、11.5%が「やや購入する可能性が高い」と回答しました。iPhone 4Sは記録的なデビューを果たし、2011年の年末商戦期の発売四半期には3,700万台を販売しました。

ChangeWaveの最新データは、主に北米の消費者4,042人を対象とした調査に基づいています。調査対象者には、Appleの次世代iPhoneは、より大きな画面、改良されたカメラ、新しいiOS 6オペレーティングシステム、そして4G LTE機能を搭載し、現行のiPhone 4Sと同価格帯で今年後半に発売される可能性が高いと伝えられました。

最新の世論調査では、サムスンにとっても良いニュースが明らかになりました。顧客の19%が今後90日以内にサムスン製スマートフォンを購入する予定であると回答しています。この需要は、サムスンの最新フラッグシップAndroidスマートフォンであるGalaxy S IIIの発売が大きな牽引役となっています。

Galaxy S IIIについて言えば、回答者の2%がサムスンの最新端末を購入する可能性が「非常に高い」と回答し、7%が「ある程度高い」と回答しました。購入者がGalaxy S IIIを選んだ最大の理由は「画面の大きさと品質」で、予想販売数の15%を占めました。

チェンジウェーブ

調査ではAppleとSamsungにとって好調な結果が示されたものの、他の端末メーカーは苦戦が続いています。モトローラ端末への関心は2ポイント低下して4%、HTCは3%で横ばい、RIMは過去最低の2%で推移しています。フィンランドのスマートフォンメーカーNokiaは1ポイントの微増となりましたが、依然として2%と低水準にとどまっています。