カナダのロジャースとテルスがiPadとiPad miniの販売を開始、ウィンドはiPhone 5用ナノSIMを提供

カナダの携帯電話事業者ロジャーズとテルス社は、近い将来アップルのiPadとiPad miniのセルラーLTE版の販売を開始する予定で、一方ウィンド・モバイル社はすでにiPhone 5のSIMロック解除モデルを自社ネットワークに導入するためnano-SIMカードの販売を開始している。

Engadget の報道によると、ロジャーズとテルス両社は金曜日、それぞれのウェブサイトへの投稿で、顧客は「今後数週間」以内に iPad と iPad mini をキャリアストアで購入できるようになると発表した。

ライバル各社はiPad専用のウェブページを開設しており、Appleのウェブサイトと情報や画像が類似している。具体的なプラン内容は公表されていないが、各社とも契約不要のデータプランの提供を継続すると述べた。

一方、携帯電話事業者のWind Mobileは現在、iPhone 5対応のnano-SIMカードを25ドルで販売しており、SIMフリー端末のユーザーは同社のネットワークに乗り換えることができる。WindはAppleの公式ワイヤレスパートナーではないため、これは2012年にiPhone 5が初めて発売された際にT-Mobileが米国で行った動きと似ている。

この小規模キャリアのネットワークは HSPA+ が上限で LTE をサポートしていないため、iPhone 5 ユーザーはこのキャリアの低価格プランに乗り換える価値があるかどうか判断する必要がある。