オーストラリアの大学、学生と教職員に11,000台のiPadを配布

オーストラリアの大学、学生と教職員に11,000台のiPadを配布

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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ウエスタンシドニー大学は来年開始予定の教育的取り組みの一環として、全教職員と新入生に約11,000台のApple iPadを配布する予定だ。

オーストラリアン紙の報道によると、iPadは大学の6つのキャンパス全体でカリキュラムの全面的な見直しを促進するために使用され、教育者はより柔軟な学習オプションと「ブレンド型学習モデル」の提供を目指している。

「デジタル技術が世界とのつながり方や交流の仕方に革命を起こしているが、大学での勉強も例外ではないはずだ」とUWSのケリー・リー・クラウス副学長は語った。

クラウス氏は、iPadが従来の講義とインタラクティブなプログラムを組み合わせてよりダイナミックな学習体験を生み出す新しい教育方法の中心となるだろうと語った。

「モバイルテクノロジーはこの戦略の重要な部分を占めるでしょう」と彼女は述べた。「私たちは、教員がiPadやカスタムデザインアプリを授業で最大限に活用できるよう支援したいと考えています。そうすれば、たとえ最大の講堂であっても、学生は自分に合った、ジャストインタイムのインタラクティブな学習体験にアクセスできるようになります。」

収益性の高い教育市場獲得をめぐる競争の中、Appleは今年初めにiBooks Authorをリリースしました。これは教師が教科書やその他の授業教材の作成、配布、維持管理に利用できるツールです。このデジタル教科書はハイライト機能で「マークアップ」でき、インタラクティブなグラフィック機能も備えています。

9月の市場データによれば、iPadは米国の教育機関向け販売で大きな割合を占めており、学生がよりポータブルで柔軟性の高いタブレットを選択するにつれて、明らかにMacやPCを上回っている。

このニュースは、Appleが初めて米国以外でもアプリの一括購入プログラムを拡大し、オーストラリアを含む9カ国にプログラムへのアクセスを許可したことを受けて発表された。プログラムの規約に基づき、UWSのような教育機関は、20ユニット以上の購入でアプリと電子書籍の両方を割引価格で購入でき、コンテンツを学生、教師、管理者、従業員に配布することができる。

iPadを活用した同様の教育プログラムはすでに米国で展開されており、その最大規模のものの1つはサンディエゴ統一学区が6月に26,000台を購入したことだ。