ウィリアム・ギャラガー
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Microsoft のアプリ開発ソフトウェア Visual Studio Code が更新され、Apple Silicon M1 でネイティブに実行できるようになりました。
Microsoft の長年のアプリ開発ソフトウェアである Visual Studio Code に、実行に Apple の Rosetta 2 を必要としないネイティブ M1 バージョンがリリースされました。
「このイテレーションで、安定したApple Siliconビルドの最初のリリースを発表できることを嬉しく思います」と、MicrosoftはVisual Studio Code 1.54.1に関するブログ投稿で述べています。「M1チップ搭載Macユーザーは、RosettaによるエミュレーションなしでVS Codeを使用できるようになり、VS Code実行時のパフォーマンス向上とバッテリー駆動時間の延長を実感していただけるでしょう。」
Microsoft は、「Insider [テスト] ビルドを自らホストしてくれたコミュニティ」と、「イテレーションの早い段階で問題を報告してくれた」ことに対して感謝しています。
macOS版のVisual Studio Codeをダウンロードすると、デフォルトでIntelとApple Siliconの両方のコードを含むユニバーサル版がダウンロードされます。ただし、Microsoftは「IntelまたはApple Silicon向けのアーキテクチャ固有のビルドも提供しており、こちらはユニバーサルパッケージに比べてダウンロードサイズが小さくなっています」
Apple Silicon搭載Macの初出荷から3ヶ月、開発者移行キットのリリースから8ヶ月が経ちました。開発者は着実にアプリをM1プロセッサ対応へと移行させていますが、まだ道のりは長いと言えるでしょう。