サム・オリバー
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CNNMoney.comは火曜日、Xserveの顧客の反応を「混乱と不満が入り混じった」と報じた。この件について声を上げた人々は、製品の安定性を求める企業顧客とのAppleのコミュニケーションが不足していると指摘した。
「消費者にとって、何も連絡がなかったのに突然、なんと!新しいiPhoneが届いたら、それは素晴らしいことです」と、ジマーマン・エージェンシーのITディレクター、ジョン・ウェルチ氏は語った。「私たちIT担当者にとっては、それは悪夢です。本当に嫌なことです」
Appleは11月初旬、2011年1月31日をもってXserveの販売を終了すると発表した。同社は顧客に対し、Snow Leopard Serverを搭載したMac Pro、またはSnow Leopard Serverを搭載したMac miniへの切り替えを提案している。
2011年1月31日までにご購入いただいたXserve(160GB、1TB、2TBモデルを含む)には、Appleの1年間の完全保証が適用されます。また、Appleは、Snow Leopard Serverを搭載した12コアMac Proが、ベースラインXserveハードウェアの性能と同等かそれ以上であるとも述べています。
アップルのスティーブ・ジョブズCEOが送ったとされる電子メールには、Xserveを購入する人は「ほとんどいない」と書かれていた。また、IDCの調査によると、サーバー市場全体におけるアップルのシェアは4%未満だという。
Xserveの生産中止に企業顧客が不満を抱いているにもかかわらず、大半はデスクトップとサーバーの両方でMacプラットフォームを使い続けると回答している。CNNMoney.comによると、Xserveの顧客1,200人を対象にした調査では、70%がXserveの生産中止によってAppleコンピュータへの嗜好は変わらないと回答した。
「たとえ不満を抱えていても、Appleの法人顧客は依然として同社を信頼し、頼り続けている」と、著者のデイビッド・ゴールドマン氏は書いている。「Appleはビジネス市場では常にニッチな存在かもしれないが、MicrosoftやHPといったライバルが夢見ることしかできないような優位性を持っている。多くの顧客にとって、Appleは間違いを犯すことはない ― たとえ何か間違いを犯したとしても。」(デイビッド・ゴールドマン氏)
詳細については、AppleInsider によるXserve に関する 3 ページの事後分析「Apple が Xserve を廃止した理由と、サーバー市場に再参入する方法」をご覧ください。