ロジャー・フィンガス
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かつてはiOSとAndroid向けのゲームとして大いに期待されていた任天堂の『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は、つい最近になってようやく全世界でのプレイヤーの支出が5,000万ドルを突破し、任天堂のスマートフォン向けゲームの中で最も遅い記録となった。
分析会社センサータワーが今週発表したデータによると、最速は「ファイアーエムブレム ヒーローズ」で、わずか20日でこの記録を達成した。一方、「スーパーマリオラン」は222日、「ポケットキャンプ」は289日と、2か月以上も長くかかった。
「ポケットキャンプ」の収益の大部分(81%)は、スマホゲームの人気が非常に高い日本からのものです。次に大きな市場は米国で、14%を占めています。
iOSはゲーム業界で最も収益性の高いプラットフォームであり、収益の61%を占めています。日本におけるiPhoneの人気を考えると、これは驚くべきことではありませんが、端末のバンドル化や手数料の削減によってバランスが変化する可能性もあります。
任天堂は、家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機の売上を奪うことを懸念し、スマートフォン市場への進出を慎重に検討しています。しかし同時に、モバイルデバイスを無視するわけにはいきません。その大きな要因の一つは、日本市場の存在です。北米やヨーロッパではスマートフォンやタブレット向けのゲームが人気ですが、多くの日本人は電車通勤や狭い住居スペースといった制約から、モバイルデバイスが特に魅力的に映るのです。
同社の次期iOSゲーム、アクションRPG『ドラガリアロスト』は9月27日に発売予定。『マリオカート ツアー』は2019年に登場予定。