Pixelmator PhotoがPhotomatorに改名、AI機能を追加

Pixelmator PhotoがPhotomatorに改名、AI機能を追加

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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以前は Pixelmator Photo として知られていた iPad および iPhone 向けの新しい Photomator 2.3 がリリースされ、被写体、空、背景の自動選択、グラデーション マスクなどの機能が追加されました。

iPad用画像エディタPhotomatorの最新アップデートと合わせて、開発元PixelmatorはPhotomator Mac版を5月にリリースすると発表しました。これはPhotomatorのロードマップの一部であり、修復ツールの改良、クローンツール、一括編集など、AIを活用した写真編集機能の強化計画も含まれています。

ロードマップに先駆けて、iPad および iPhone 向けの新しい Photomator 2.3 では選択的な調整が追加され、ショット内の前景、背景、または空を AI によって高速に選択できるようになりました。

「写真の特定の部分だけを編集したいユーザーにとって、選択調整機能は画期的な機能です」と、Pixelmatorチームのリード開発者であるシモナス・バスティーズ氏は述べています。「さらに、選択編集を迅速かつ簡単に行えるよう、AIを活用した被写体、空、背景の自動選択機能に加え、その他の優れたマスク機能も導入しました。」

Photomatorの機械学習ツールは画像を分析し、推奨される調整を実行します

Photomatorの機械学習ツールは画像を分析し、推奨される調整を実行します

開発者は、この機能を最先端の機械学習と表現し、選択的な調整機能により、アプリはあらゆる写真の被写体、背景、空を素早く「インテリジェントに認識」できると述べています。つまり、「ユーザーはタップ1回で選択を行い、すぐに写真編集を開始できる」ということです。

App Store の Photomator 2.3 は、月額 5.49 ドル、年額 29.99 ドル、または 99.99 ドルの永久購入価格のサブスクリプション アプリです。

新たに「Photomator」と名付けられたこのアプリは、主に写真編集に特化した開発者向けアプリで、現在iPadとiPhoneで利用可能です。これは、同社が長年Mac向けに提供してきた「Pixelmator Pro」に最も近いiPad版と言えるでしょう。