コロナウイルスの影響で、アップルは2月9日まで中国国内の全店舗とオフィスを閉鎖することになった。

コロナウイルスの影響で、アップルは2月9日まで中国国内の全店舗とオフィスを閉鎖することになった。

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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中国のApple蘇州店

アップルは、コロナウイルスと同社が言うところの「十分な注意」を受けて、中国にある42のアップルストアと、不特定多数の現地アップルオフィスを閉鎖した。

同社は現在、小売店とオフィスビルを2月9日まで閉鎖する予定だが、この決定は継続的に見直される。

CNBCによると、アップルは声明で「私たちの思いは、コロナウイルスによって最も直接的な影響を受けている人々、そしてその研究と封じ込めに昼夜を問わず働いている人々と共にあります」と述べた。

「十分な注意と主要な保健専門家からの最新のアドバイスに基づき、当社は中国本土のすべての企業オフィス、店舗、コンタクトセンターを2月9日まで閉鎖します」と同社は続けた。

しかし、アップルは状況を注視しており、オフィスと実店舗を「できるだけ早く」再開する予定だと述べている。オンラインのアップルストアは影響を受けていない。

この動きは、南京のApple Wonder Cityと福州のApple Tahoe Plazaという2つの店舗を閉鎖するという以前の決定に続くものです。どちらの店舗も、Apple Storeが出店するショッピングモールが閉鎖を決定し、2月2日に営業を再開する予定でした。

Appleの事業への長期的な影響は現時点では不明です。Appleは中国国内の自社拠点に加え、同地域のサプライヤーや製造業者にも大きく依存しています。その中には、感染拡大の中心地である武漢に拠点を置く企業もあり、ティム・クックCEOは今週初め、生産上の問題を軽減するための計画に取り組んでいると述べました。

「代替調達と緊急時対応計画は用意しています」と彼は述べた。「武漢以外の工場の状況は不透明です。工場再開の遅れをガイダンスに織り込むよう努めています。」

Appleアナリストのミンチー・クオ氏は、Appleの事業に5つの異なる影響があると予測している。部品供給の問題から、防護マスク越しではFace IDが正常に機能しないといったより日常的な問題まで、多岐にわたる。