イランでApp Storeがブロックされたと報じられている

イランでApp Storeがブロックされたと報じられている

スティーブン・シルバーのプロフィール写真スティーブン・シルバー

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イランでは、木曜日に施行されたと思われる禁止措置により、同デジタルストアへのアクセスがブロックされ、ユーザーは同ストアに接続したり、アプリをダウンロードしたり、閲覧したりすることができなくなった。

Bleeping Computerの報告によると、ユーザーは現地時間午後3時30分頃からApp Storeのアクセスが中断し始めた。イラン人研究者のMeysam Firouzi氏はVPNを使ってサービスにアクセスできたことから、この制限はIPアドレスに基づいていると示唆されているが、誰がこの禁止措置を開始したかは現時点では不明である。

Appleはそのような措置について正式に発表しておらず、コメントの要請にも応じていない。

同社は過去にも、米国によるイランへの制裁措置を受けて、イランの開発者が作成した特定のアプリを禁止したことがある。直近では昨年8月に実施された。これらの制裁措置により、Appleはイランでハードウェアの販売やソフトウェアの配信を禁じられている。

元国土安全保障長官トム・リッジ氏は今月初め、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙に寄稿した論説で、イランの情報機関がApp StoreとGoogle Playのアプリを利用して「自国民の活動を監視し、アメリカ国民へのサイバー攻撃用のマルウェアを輸出している」と非難した。この報告書「イラン:サイバー弾圧」は、イラン政権に反対する団体によって作成された。