ロイター:アップル、99ドルでマルチカラーと大画面のiPhoneを検討中

ロイター:アップル、99ドルでマルチカラーと大画面のiPhoneを検討中

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木曜日の報道によると、アップルは2013年と2014年のiPhoneラインナップ拡大に向けて、価格の引き下げ、画面サイズの大型化、カラーバリエーションの多様化など、さまざまな可能性を検討しているという。

ロイター通信によると、アップルの計画に詳しい4人の人物は、同社が99ドル版や4.7インチと5.7インチの反復、白黒以外のカラーオプションを備えたモデルなど、2014年向けの複数のiPhoneモデルを検討していると語っている。

情報筋は数ヶ月前から飛び交っている噂を繰り返しているようだが、Appleから大型ディスプレイ搭載のiPhoneに関する問い合わせを受けているアジアのサプライヤーを通じて、状況を直接把握していると主張している。具体的には、Appleは画面サイズを4.7インチと5.7インチに絞り込み、来年にはさらに「大型」のモデルを2つ発表する可能性があるという。

同誌は、Appleが噂しているiPhoneは、2012年半ば以降Appleを上回ってきたSamsungのスマートフォン市場における業績に対する直接的な反応だと報じている。いつものように、情報筋はAppleが「製品の仕様を最終段階まで頻繁に変更するため、これが最終プロトタイプかどうかは定かではない」と述べて発言を保留している。

1月に、4.8インチのiPhoneが2013年に開発される可能性があるという疑わしい報道が初めてあったが、「ファブレット」iPhoneをめぐる噂はその後沈静化した。

木曜日の報道でおそらくより興味深いのは、低価格版iPhoneに関する詳細だろう。情報筋によると、価格は最低99ドルになる可能性があるという。広く推測されているように、このエントリーレベルの端末は様々なカラーバリエーションで生産され、コストを抑えるためにプラスチック製になるという。

しかし、ロイターは廉価版iPhoneに関して相反する報道を受けているようで、ある情報筋は同端末が2014年まで発売されない可能性があると主張した一方、他の情報筋は8月の量産に先立ち、すでに7月にテスト走行が予定されていると述べている。

「当初、試作生産は6月に開始する予定だったが、アップルは非常に高い理想主義的な基準を持っているため、色の調合に予想よりも時間がかかっている」と情報筋の1人は語り、第4四半期には廉価版iPhone約2000万台が出荷される見込みだと付け加えた。