Apple Watchは2023年までに全スマートウォッチの27.5%を占めると予測

Apple Watchは2023年までに全スマートウォッチの27.5%を占めると予測

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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調査会社IDCは月曜日、ウェアラブル端末としてApple Watchが非常に人気となり、2023年にはあらゆる種類のスマートウォッチの27.5%を占める可能性があると主張した。

「Appleのスマートウォッチは間違いなく市場を牽引するだろう。Androidのフォーク版やWear OSを搭載したウォッチとの競争が激化するにもかかわらず、WatchOSは2023年には全ウォッチの27.5%を占めるだろう」と同社はレポートで述べている。「スマートウォッチ以外にも、ハイブリッドウォッチやよりシンプルなキッズウォッチも、成長は続くだろうが、そのペースははるかに緩やかになるだろう」

同社はAppleの数字については詳細を明らかにしなかったが、ウェアラブルデバイス市場全体は2019年末までに15.3%成長し、1億9,850万台に達し、2023年には2億7,900万台に達すると予測した。そのうち、スマートウォッチが47.1%を占める。Appleのシェアは約3,610万台となる。

AppleはWatchの販売台数と売上高を公式に公表しておらず、販売台数と売上高をより広いカテゴリーにまとめています。そのため、アナリストは小売業者など他のデータソースに頼らざるを得なくなっています。

IDCウェアラブルデータ

IDCのレポートでは、「ヒアラブル」や衣類、フィットネストラッカーといったウェアラブルデバイスについても言及されているものの、ARグラスやヘッドセットについては触れられていない。Appleは早ければ2020年に発売されるARグラスの開発に取り組んでいるとみられており、この点がAppleの予測に影響を及ぼす可能性がある。ARグラスは、人の視界のすぐ前に情報を重ね合わせることで、Apple Watchの必要性を容易になくす可能性がある。