初期テストでは、iPhone 11 ProはiPhone XSよりも4G LTEが13%高速であることが示唆された

初期テストでは、iPhone 11 ProはiPhone XSよりも4G LTEが13%高速であることが示唆された

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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iPhone 11 Pro

iPhone 11 Proは、所有者に携帯電話ネットワークへのより高速なアクセスを提供する可能性があり、新モデルのプレリリースベンチマークの1つでは、iPhone XSおよびiPhone XS Maxと比較して、4G LTE経由のインターネット接続が約13%高速であると主張しています。

AppleがiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxを世界に発表してから数時間後、前モデルとの性能比較が行われました。ほとんどの性能は仕様を見るだけで判断できますが、ある帯域幅速度監視アプリは、モデムにも改良が加えられていると主張しています。

SpeedSmartアプリのTwitterアカウントは、発売直後に投稿したグラフで、米国の主要4つのモバイルネットワークにおけるiPhone 11 Proの4G LTE接続をiPhone XSおよびiPhone XS Maxと比較したと主張しています。いずれの場合も、iPhone 11 Proのダウンロード速度とアップロード速度は前世代よりも高速です。

このグラフは慎重に解釈する必要があります。発売前にiPhoneのプレリリース版を渡されたわけではないので、Appleの発表イベントで誰かがアプリをインストールし、様々なSIMカードを使ってテストを実行しただけかもしれません。グラフには、データがAppleの発表イベント前の8月9日から9月9日まで収集され、「全国結果データ」に基づいていることが記載されているため、この期間はiPhone XSとiPhone XS Maxの結果のみに関係していると考えられます。

もしこの結果が真実であれば、速度向上の要因は新しいモデムの使用にある可能性が高いでしょう。2020年モデルではIntel製モデムではなくQualcomm製モデムが導入され、さらに5Gも搭載されるため、次世代ではさらなる速度向上が見られるでしょう。

iPhone 11 Proが発売されるか、複数のベンチマークテストが実施されるまでは、読者はこのような小規模な結果には注意する必要があります。また、結果は地理的な条件や電話回線の環境にも左右されるため、誰もが個人的なテストで同じ結果を得る可能性は低いでしょう。

Appleはイベント中に4G LTEの改良点については言及しなかったが、製品ページではiPhone 11 Proが最大30のLTEバンドと「ギガビットクラスのLTE」をサポートし、プレスリリースではLTE経由で最大1.6Gbpsで接続できると付け加えている。