ティム・クック氏は議会に対し、監視に関する透明性の向上を「絶対に」求めるだろう

ティム・クック氏は議会に対し、監視に関する透明性の向上を「絶対に」求めるだろう

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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Apple CEOのティム・クック氏がABCに対し、政府の監視について語る。|出典:ABCニュース

アップルのティム・クックCEOは、ABCニュースのデービッド・ミュア氏との単独インタビューで、同社が監視問題に関して情報公開命令を受けていることを明らかにした上で、米政府に対し監視活動についてよりオープンになるよう求めた。

クック氏とミュア氏はアップルの伝説的な秘密主義やサファイアガラスの計画について冗談を言い合ったが、同氏は米国政府の監視政策については非常に真剣だった。

「私の見解としては、まず第一に、我々は透明性を大幅に高める必要がある」とクック氏は述べた。「どのようなデータが提供されるのか、それが何人の人に影響を与えるのか、何人の人が影響を受けるのかを公表する必要がある。明確にする必要がある」

クック氏は、Appleは現在情報公開命令を受けており、この件についてこれ以上の発言はできないと述べた。しかし、同氏が言えるのは、Appleのサーバーや顧客データベースへのバックドアは存在しないということだ。

元NSA契約職員エドワード・スノーデン氏が漏洩した文書は、AppleがNSAのPRISMデータマイニングプログラムに加担していたことを示唆するものであり、また他の暴露ではiPhoneを狙った秘密のシステム脆弱性が示唆されている。Appleは、この計画へのいかなる関与も強く否定している。

「そのためには、政府に箱詰めで運ばれなければならないだろう」とクック氏は、将来的に政府がアップルのバックエンドにアクセスしようとする動きについて言及し、「そんなことは起こらない。我々はそのことに強い懸念を抱いている」と述べた。

議会にさらなる透明性を要求していくかとの質問に対し、クック氏は「もちろん、もちろんだ」と答えた。

12月、クック氏は他のIT界の大物たちと共にバラク・オバマ大統領と会談し、NSAの監視活動について議論した。この会談はHealthCare.govシステムの修正方法についての円卓会議も兼ねる予定だったが、ほとんどの時間は盗聴に費やされたと報じられている。

本日早くに放送されたティーザー抜粋では、アメリカ製の Mac Pro からサファイアガラスまでさまざまな話題が取り上げられていたが、それ以外は 2 分間の短いセグメントではほとんど何も明らかにされなかった。