サム・オリバー
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iPhone 4Sの発売時に暴動寸前までいった後に中国で導入されたアップルの予約制により、iPad miniの発売時には人出がほとんどなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、金曜日に中国で行われたiPad miniの発売会に集まった人の多くは、同端末を転売して利益を得ようとする転売業者だったという。しかし、Appleが最近導入した規則により、転売業者が正規の顧客の邪魔をすることがより困難になった。
中国のお客様は、中国国内7店舗のいずれかでiPad miniを購入するために、前日にオンライン抽選に参加する必要があります。当選者はiPad miniを2台まで購入でき、写真付き身分証明書をご持参いただく必要があります。
このシステムは、今年1月に北京で行われたiPhone 4Sの発表会が、騒ぎを起こした群衆によって妨害されたことを受けて導入されました。群衆は三里屯のApple Storeの開店を妨害し、同社は北京と上海でのiPhone 4Sの発売を延期することを決定しました。
そして2011年5月、iPad 2と白いiPhone 4の発売が北京で乱闘騒ぎを引き起こし、不満を持った客が三里屯のApple Storeのガラスのドアを揺さぶり、粉々に割った。
2008 年に撮影された三里屯の Apple Store。写真は Flickr ユーザー sortabella による。
これらの事件を受け、Appleは今年7月、中国で第3世代iPadの発売に際し、転売防止策を実施した。地元メディアは、Appleストアでの乱闘は、対立する転売業者グループ間のものだと報じた。
金曜日のiPad mini発表会で、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者が三里屯のApple Storeの外で撮影されたとして、ダフ屋集団から嫌がらせを受けた。ダフ屋集団は記者に対し、プライバシーの侵害だと感じたと訴えた。
「記者が公共の場所で業務を行っていると指摘すると、アップルとショッピングモールの警備員が待機する中、記者は蹴られ、叩かれ、押された」と金曜日の報道は伝えている。
金曜日のiPad miniの発売に、三里屯のApple Storeでは転売業者を除けば人混みは見られなかった。転売業者は店の入り口付近に立ち、中国人客からiPad miniを現金と引き換えに回収していた。