AppleInsiderスタッフ
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TwitterはソーシャルTV分析会社Bluefin Labsの買収により、その巨大なユーザーベースを活用してFacebookなどのライバルに対してマーケティング上の優位性を獲得し、マイクロブログサービスとテレビを大規模に統合することを目指している。
Twitterによる直近の買収の正確な財務状況は公表されていないものの、BusinessInsiderの報道によると、今回の買収は同社にとって過去最大規模で、2011年のTweetDeck買収(4,000万ドル)を上回る規模とみられる。BusinessInsiderは、Bluefinがこれまでに2,050万ドルの資金を調達していることから、今回の買収額は5,000万ドルから1億ドルと推定している。
TwitterがソーシャルTVという新興市場へ進出したのは、既に数百万人のユーザーが様々なテレビ番組に関するツイートをリアルタイムで投稿するいわゆる「セカンドスクリーン」として利用していることを考えると、当然の流れと言えるでしょう。Bluefinのウェブサイトによると、日曜日に開催された第47回スーパーボウルに関して、Twitter、Facebook、GetGlueには3,060万件のコメントが投稿され、129億人がそれらのメッセージを読みました。
出典:ブルーフィンラボ
TwitterのBluefinに関する計画はまだ発表されていないが、同サービスはさまざまなソーシャルメディアプラットフォームでどのブランドがトレンドになっているかの詳細なレポートを提供しているため、同社は広告収入の増加を狙っている可能性がある。
ブルーフィン・ラボの買収に先立ち、ツイッターはニールセンと複数年にわたる提携契約を結び、特定の番組やシリーズに言及したツイートの数を監視する初のソーシャルテレビ視聴率システムを構築した。