AppleInsiderスタッフ
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Apple は火曜日の珍しい夜間アップデートで、3 つの iOS iWork アプリすべてのアクセシビリティ機能に重大な修正と思われる修正をリリースし、Pages、Numbers、Keynote に完全な VoiceOver ナビゲーションおよび編集機能を戻しました。
今回のアップデートにより、Appleのワードプロセッサアプリ「Pages」、スプレッドシートアプリ「Numbers」、プレゼンテーションアプリ「Keynote」がバージョン2.5.4に移行し、VoiceOverを使用したUIナビゲーションやコンテンツ編集を妨げていた問題が解決されました。VoiceOverのパッチに加え、一部のデバイスで「画面の読み上げ」オプションが有効になっている際にPagesのテキストがぼやける問題も修正されました。
iWorkのアクセシビリティ問題がどれくらい続いたかは不明ですが、先週リリースされたiOS 8.4がAppleの修正プログラムリリースとほぼ同時期にリリースされたことを考えると、その影響の一因となっている可能性があります。皮肉なことに、Appleは最近App StoreにVoiceOver対応の人気アプリを特集する特別セクションを設けており、今夜アップデートされたiWorkアプリもその一つです。
2004年にOS X 10.4で初めて導入されたVoiceOverは、ジェスチャーベースのスクリーンリーダーで、ユーザーは視覚ではなくタッチと音声で画面上のグラフィカルインターフェースを操作できます。この機能はその後iOSに移行し、現在ではApple Watchを含むすべてのAppleプラットフォームで一部機能が提供されています。今年初め、この技術により、Appleは視覚障害者の生活の質の向上に貢献したとしてヘレン・ケラー功績賞を受賞しました。
Pages、Numbers、Keynoteの最新バージョンはそれぞれ279MB、245MB、463MBで、既存ユーザーは無料でダウンロードできます。新規ユーザーはiOS App Storeから各アプリを9.99ドルで購入できます。