アップルはサムスンに対し、スマートフォン1台あたり30ドル、タブレット1台あたり40ドルで特許ライセンスを供与するよう求めていた。

アップルはサムスンに対し、スマートフォン1台あたり30ドル、タブレット1台あたり40ドルで特許ライセンスを供与するよう求めていた。

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金曜日に公開された裁判所文書によると、アップルは2010年にクパチーノのサムスンに対し、同社の特許を使用するライセンス契約としてスマートフォン1台あたり30ドル、タブレット1台あたり40ドルを提示した。

2010年10月の提案書で概説された数字によれば、サムスンはその年、アップルに約2億5000万ドルの債務を負っていたと推定されるが、これはiPhoneメーカーが部品に費やしていた金額よりはるかに少ないとAll Things Dは報じている。

ライセンス料に加え、アップルはサムスンが自社の特許ポートフォリオをアップルにクロスライセンス供与すれば20%の割引も提供しており、これによりロイヤリティはスマートフォンとタブレットでそれぞれ24ドルと32ドルに下がることになる。

Appleが請求したAndroid以外のOS搭載スマートフォン向けロイヤリティには、Windows Mobile 7搭載スマートフォン向けに30ドル、Badaなどの他のモバイルOS向けに30ドルが含まれていた。これらのデバイスはAppleの「独自機能」を使用していないため、割引率はさらに高くなるはずだった。

出典: All Things D

アップル対サムスンの裁判はすでに順調に進んでおり、交渉は明らかに効果がなかったか、あるいは存在しなかった。