ロジャー・フィンガス
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フォルクスワーゲンは、今週ラスベガスで開催されるCESでワイヤレスCarPlayのサポートを披露することを望んでいたが、Appleがそれを阻止したと、同社の開発責任者が金曜日に語った。
「ワイヤレスCarPlayのデモをやりたかったのですが、CarPlay技術の所有者が許可してくれませんでした」と電気電子開発責任者のフォルクマル・タナーベルガー氏はCar and Driver誌に説明した。
タンネンバーガー氏は、Appleが反対する理由については言及しなかった。Appleは、この技術がまだ自社の基準に達していないと感じていたのかもしれないし、噂されている3月のイベントや6月のWWDC 2016といった自社イベントでの発表を待っているのかもしれない。
3つ目の可能性は、フォルクスワーゲンが米国の基準を満たすために排出データを不正に操作したことを認めたため、アップルが一時的にフォルクスワーゲンから距離を置いているというものだ。
VWは代わりに、オープンソースプラットフォームであるMirrorLinkを披露することを選択した。これはiPhoneには対応していないものの、Wi-Fiと車載インターフェースを介してダッシュボードディスプレイからAndroidデバイスを操作できる。VWは、この技術は将来的にワイヤレス充電と組み合わせられる可能性があると示唆した。
今週、複数の自動車メーカーとアフターマーケット専門家がCarPlayをサポートする計画を発表し、2015年半ばに始まったこの規格のより広範な採用を継続している。