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ニーダム・アンド・カンパニーのアナリストらは今週、アップルが4月中に特別なメディアイベントを開催し、インテルベースのiBookとタッチスクリーンのビデオiPodを発表するだろうとの見方を示した。
ここ数週間、情報筋はAppleInsiderに対し、Appleが新製品を発表するための特別イベントを準備していると伝えていたが、詳細は不明で、正確な時期は明らかにしていなかった。
「Appleが確実に投入すべき製品は、IntelのシングルコアYonahプロセッサを搭載したiBookだ」とウルフ氏は記した。アナリストは、K-12(小中高)の教育機関向け製品購入シーズンが5月に始まり、この市場におけるAppleの売上に占めるiBookの割合が増加していると指摘する。「教育機関向け製品購入シーズンまでにIntelのiBookを準備できなければ、Appleの教育機関向け売上は大きく損なわれる可能性がある」とウルフ氏は付け加えた。
ウルフ氏はまた、アップルがこのイベントで「本物の」ビデオiPodを発表するだろうと考えている。「アップルは10月に発表したビデオ表示対応iPodを、まさにその名の通り、音楽を再生するだけでなくビデオ視聴機能も備えたiPodと慎重に呼んだ」とウルフ氏は記している。「情報筋によると、ビデオiPodの画面は現行のiPodの前面全体を占め、タッチ操作のスクロールホイールも搭載されるという。」
アナリストは、iPod が第 5 世代のフォームファクタを維持すると仮定すると、この動きにより画面サイズが 3 倍に拡大するだろうと述べた。
ウルフ氏は、ビデオiPodの登場を確信する根拠として、2つの出来事を挙げた。1つ目は、同社がiTunes Music Storeで配信するビデオコンテンツを急速に増やしていることだ。
「アップルとディズニーの関係がますます親密になっていることを考えると、ESPNのスポーツセンターが近い将来アップルストアに登場するとしても驚きではない」とアナリストは書いている。「iTMSのビデオ提供が急速に増加していることは、はるかに大きな画面を持つiPodが間もなく登場するという強いシグナルだと我々は考えている。」
ウルフ氏によると、ビデオ iPod の到来が間近であることを示唆するもう一つの出来事は、アップルが昨年 10 月に発表したビデオ視聴機能付き iPod の注文を大幅に減らしたというアジアからの報道である。
「一つの仮説は、このモデルの売上がAppleの四半期予想を下回ったというものだ」とアナリストは記している。「同様に有力な仮説は、Appleが新モデルの発売に先立ち、流通チャネルからiPodの在庫を処分しているというものだ。」
ウルフ氏は予測の中で、アップルが4月のイベントで発表する製品はインテルのiBookやビデオiPodを超える可能性があると指摘した。また、リビングルーム向けのインテルベースのMac miniも計画されていると指摘した。
ニーダム・アンド・カンパニーはアップル株の「ホールド」格付けを維持している。