ロジャー・フィンガス
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アップルは、iPhoneの画面を同社で直接修理または交換してもらえなかったという顧客からの訴訟を受けて、ロシアに何らかの形の中央修理センターを設置することを検討していると報じられている。
モスクワ・タイムズ紙が報じたところによると、ロシアのベドモスチ紙の情報筋は、このセンターの建設費用は100万ドルから200万ドルになる可能性があると述べている。アップルがこのプロジェクトを進めた場合、開業時期は不明だ。
訴訟の原告であるドミトリー・ペトロフ氏は、保証期間内のデバイスをアップル社や外部の業者を通じて交換してもらうことを望まず、外部画面の修理に最大3万ルーブル(469ドル)を第三者に支払うことも拒否した。
ペトロフ氏は、Appleが修理部品の供給を行わないことでロシアの消費者保護法に違反していると主張している。ベドモスチ通信が入手した裁判所への書簡の中で、Appleはロシアの顧客のほとんどにサービスセンターで新品のデバイスが提供されており、壊れたディスプレイの修理や交換は行っていないと述べている。iPhoneの画面交換には、「大きくて高価な」機器を使った調整作業とiOSへのアクセスが必要になると同社は述べている。
米国のApple Storeは2014年からiPhoneのディスプレイ交換を行っている。しかし、Appleはロシアに直営店を構えていないため、専用の修理センターが必要だ。