サム・オリバー
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ウォール・ストリート・ジャーナルは金曜日、「事情に詳しい関係者」の話として、シャープは当初8月末までにiPhone用スクリーンのアップルへの出荷を開始する予定だったと報じた。しかし、関係者によると、出荷は「製造上の困難」のために遅れているという。
シャープが実際にいつAppleにディスプレイを出荷開始できるかは「不明」だと言われている。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、シャープは次期iPhoneの液晶ディスプレイ供給業者3社のうちの1社で、ジャパンディスプレイとLGディスプレイに続くことになるという。両社 はすでに次期iPhone向けディスプレイを出荷している。
最新の情報は、Appleが次世代iPhoneの製造で何らかの問題が発生したという以前の報道からわずか1週間後に発表されました。これらの問題が9月12日の発表と21日の発売を遅らせることはないと予想されていますが、報道によると、これらの問題により新型iPhoneの発売時に入手が困難になる可能性があるとのことです。
シャープは今年初め、Appleの第3世代iPad向けディスプレイの供給に遅れが生じました。同端末に搭載されている高解像度Retinaディスプレイは製造が非常に困難だったため、発売当初はSamsungのみがAppleにディスプレイを供給していたと言われています。
金曜日のニュースは、今年に入って5ヶ月間で株価が70%下落している同社にとって、一連の悪材料の最新のものとなった。早ければ本日、アップルの製造パートナーであるフォックスコンが、シャープと合意し、日本の液晶メーカーの株式の少なくとも9.9%を買収すると発表したとみられる。
シャープとフォックスコンは、提携によってiPhoneやiPadといったAppleのデバイス向けサプライチェーンにおいて、より大きな役割を担えることを期待している。この提携により、両社がAppleの噂されているテレビ向けのディスプレイパネル製造にも協力するのではないかという憶測も飛び交っている。
シャープの社長は今月初め、同社がAppleの次期iPhone向けディスプレイの出荷を8月に開始する予定であると発表した。新型端末はインセルタッチパネル技術を搭載すると予想されており、タッチスクリーンのさらなる薄型化が可能になり、デザイン全体の薄型化やバッテリーなどの部品配置スペースの拡大が可能になる。