ニール・ヒューズ
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本日の決算発表に先立ち調査したアナリスト47名の平均予想では、Appleの売上高は前年同期比58.7%増の249億2000万ドルとなる見込みです。この数字は、Appleにとってホリデーシーズンを除く四半期としては過去最高の売上高となり、今年の3月期の売上高246億7000万ドルを僅差で上回ります。市場関係者は、Appleが2011年度第3四半期に1株当たり利益5.80ドルを計上すると予想しています。
パイパー・ジャフレーが伝えたストリートアカウントのデータによると、アナリストはAppleのiPhone販売台数を平均で約1650万台と予想している。これは、同社が前年同期に販売した840万台のほぼ2倍に相当する。
アナリストたちは、Appleが4月四半期に過去最高の420万台のMacを販売すると予測している。これは、2010年のホリデーシーズン四半期にAppleが販売した410万台を上回る数字となる。
また、ウォール街ではiPadの売上も過去最高の四半期になると予想されており、同社がヒット作となっているタッチスクリーンタブレットの販売台数を780万台と発表すると予想されています。これは、2010年のホリデーシーズンに記録した730万台を50万台上回ることになります。
Appleは6月初旬、年次世界開発者会議(WWDC)でiPadの販売台数が2,500万台を突破したことを発表し、iPadの売上に明るい兆しを見せました。このペースで推移すると、アナリスト全体の予想は若干下回るものの、Appleは4-6月期にiPadを800万台以上販売する見込みです。
最後に、ウォールストリートは、Appleが今四半期に840万台のiPodを販売すると予想しています。同社の6月の粗利益率は約39%になると予想されています。
今後の見通しとして、調査対象となったアナリスト44名が、Appleの9月四半期の総売上高が277億ドル、1株当たり利益が6.42ドルとなり、過去最高を記録すると予想しています。9月四半期を締めくくる通期の総売上高は1,000億ドルを超えると予想されており、平均予測は1,038.3億ドルです。
Appleは本日午後4時(東部時間)の市場閉場後に決算を発表します。AppleInsiderで全文を報道します。