中国のソーシャルメディアは、アップルの「iPhone 7」発表を前にほぼ静かだった

中国のソーシャルメディアは、アップルの「iPhone 7」発表を前にほぼ静かだった

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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ソーシャルメディア上の会話から判断すると、アップルの「iPhone 7」に対する中国人の関心は低調のようだ、と火曜日の報道が伝えた。

ロイター通信によると、発売前の1ヶ月間の準備期間を比較すると、2014年のiPhone 6は、中国の人気マイクロブログサイト「新浪微博(ウェイボー)」で今年の発表時よりも15倍多くのコメントを集めた。しかしロイター通信は、ハードウェアに大きな変更がほとんどなかった昨年のiPhone 6sよりもトラフィックが多かったと指摘している。Appleは水曜日に新製品を発表する予定だ。

「iPhone 7」に対する曖昧な見方は、中国市場調査グループのディレクターであるベン・カベンダー氏によって裏付けられ、同氏はロイター通信に対し、地元の買い物客は「控えめな」関心を示していると語った。

ロイター通信が街頭インタビューで6人に話を聞いたところ、大半の人が購入前に機能の確認、あるいは値下がりを待つと答えた。確実に購入するつもりだと答えたのはわずか1人だった。

iPhone 6は多くの中国人購入者にとって初めてのiPhoneだったため、Appleは自らの成功の犠牲者になる可能性もある。わずか2年後には、特に来年のモデルではエッジツーエッジのOLEDスクリーンなど、より多くの機能が搭載されるという噂もあり、人々はアップグレードへのプレッシャーをあまり感じないかもしれない。Appleはまた、HuaweiやOppoといった中国スマートフォン大手との競争にも直面しており、彼らはかなりの差をつけてリードしている。Appleは世界最大の企業の一つであるにもかかわらず、中国市場ではわずか5位にとどまっている。

「iPhone 7」は、6sと同様に中間的な刷新となると予想されており、より高速なプロセッサ、より高性能なカメラ、Force Touchホームボタン、そして倍増したストレージ容量が追加される。「7 Plus」にはデュアルレンズカメラが搭載され、背面にはSmart Connectorが搭載される可能性もある。