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元ホワイトハウス報道官ジェイ・カーニー。| 出典: WhiteHouse.gov
月曜日の報道によると、元ホワイトハウス報道官のジェイ・カーニー氏がウーバーのコミュニケーションおよび広報の専門家としての職に就く候補になっているだけでなく、アップルでも同様の役職に就く候補になっていることが明らかになった。
アップルの長年の広報責任者であるケイティ・コットン氏が退職したことを受け、同社は後任を探しており、カーニー氏がそのポストの有力候補となっているとRe/codeが報じている。
報道によると、カーニー氏はウーバーのポジションにも検討されている。ウーバーは現在、根深いタクシー業界との戦いを支える、政治的手腕を持つコミュニケーション専門家を探している。5月初めのインタビューで、ウーバーのCEO、トラビス・カラニック氏は、ライバル企業を「タクシーという名のクソ野郎」と呼んだことで悪名高い。
カラニック氏は現在、広報担当のポストに就くために政府で豊富な経験を持つ著名な政治家らと交渉中だと報じられている。この役割は、タクシー業界を根絶し、新興企業のウーバーに取って代わる鍵となるだろう。
カーニー氏は、タイム誌ワシントン支局長を務めた経歴を持つ人物で、バラク・オバマ大統領の報道官を3年間務めた後、6月に退任した。報道官就任前は、ジョー・バイデン副大統領の広報部長を務めていた。
コットン氏が5月に退職を発表して以来、アップルは広報責任者不在の状態が続いている。当時、アップルに10年以上在籍するスティーブ・ダウリング氏かナタリー・ケリス氏のどちらかがコットン氏の後任になるのではないかと噂されていた。