AppleのiPadが6月10日に日本最大手のキャリアNTTドコモに登場

AppleのiPadが6月10日に日本最大手のキャリアNTTドコモに登場

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アップルと日本の携帯電話事業者NTTドコモは水曜日、Retinaディスプレイ搭載のiPad AirとiPad miniが来月ついに国内最大のネットワークに登場し、6月2日より予約注文が開始されると発表した。

ドコモが長年の供給不足を経て昨年9月にAppleとiPhoneの取り扱い契約を締結して以来、業界関係者はタブレット端末の発売を待ち望んでいた。しかし、競合のソフトバンクとKDDIが既にiPadのラインナップを供給しているため、ドコモは再び出遅れることとなる。

DOCOMOのiPad AirとRetina iPad miniは、家族向けおよび企業向けの新しいデータ共有プランとともに、6月10日に同社の「Xi」4G LTEネットワークに登場します。

「iPhoneに加え、iPadが加わることで、日本で最も人気のモバイルデバイスのフルラインナップを、国内で最も信頼性の高いLTEネットワークで提供できるようになります」と、NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏は述べています。「お客様にはiPad AirとiPad miniをぜひお楽しみいただけると確信しています。また、新しいお客様にも、当社の高品質なネットワークと新しい料金プランで、これらの素晴らしいデバイスを体験していただけることを期待しています。」

日本の主要な携帯電話プロバイダーは、この地域での iPhone 販売の重要な牽引役であり、China Mobile と合わせると、Apple のアジア太平洋地域における iOS デバイス販売のかなりの部分を占めています。

ドコモは当初、iPhoneの利用を求めて競合ネットワークに顧客が流れ始めるまで、アップルとの提携条件への同意を控えていた。ある報道によると、かつてドコモを利用していた顧客の約66%が、アップルの端末に乗り換えてドコモを解約したと推定されている。

「NTTドコモのネットワークでiPhoneに続きiPadが登場することを大変嬉しく思います」と、Apple CEOのティム・クック氏は述べています。「iPhoneの成果は目覚ましく、NTTドコモのお客様にiPadを提供できることを楽しみにしています。」

ドコモは6月10日から正式販売を開始するが、6月2日からはアップルタブレットの予約注文を開始する予定だ。同社はまた、iPadを2台以上購入する新規の複数回線ファミリープラン購入者に100ドコモポイント(約100ドル相当)を付与するプロモーションも実施している。