マイキー・キャンベル
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アップルは今週、カリフォルニア州の新型コロナウイルスによるロックダウン解除後、アップルパークやその他のオフィスにスタッフを徐々に復帰させるプロセスをまもなく開始すると従業員に通知し、当初の復帰の範囲は「非常に限定的」であると述べた。
ブルームバーグが入手した従業員メモによると、アップルは6月15日に比較的少数の必須従業員を対象に、いわゆる「フェーズ1」のプロセスを開始する予定だという。
報告書によると、新型コロナウイルス感染者同士の接触を最小限に抑えるため、オフィス勤務スケジュールをずらし、建物の占有人数を制限するという。
同社は先週の報告書で概説した職場復帰時の安全手順を強調した。職場復帰する従業員は、アップルパークとインフィニットループ本社の両方でマスクを着用し、出勤時に体温と毎日の健康チェックを受け、勤務中はソーシャルディスタンスを保つことが義務付けられる。
アップルは書簡の中で、従業員に対し、職場復帰前に社内または自宅で提供される新型コロナウイルスの綿棒検査を受けるよう「強く推奨」した。先週の報道によると、アップルは従業員に対し、ウイルス検査のため鼻腔ぬぐい液検査を提供する予定だという。
アップルの職場復帰計画の第1フェーズは来週正式に開始されるが、危機の間も勤務を続けていた従業員に加わるため、既に少数のエッセンシャルワーカー(必須労働者)が徐々に職場復帰し始めている。ブルームバーグによると、ハードウェアおよびソフトウェアエンジニアを含む一部の従業員は5月に職場復帰した。一部の上級幹部も職場復帰している。
報道によれば、シリコンバレーの外にあるアップルのオフィスについては、いわゆる第1段階のスケジュールが5月に始まったという。
アップルは今後数カ月以内に段階的な復帰に関する詳細情報を従業員に提示する予定だ。