カスパー・ジェイド
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アップルコンピュータは木曜日、リアルネットワークスのHarmonyソフトウェアについて公式声明を発表した。このソフトウェアにより、ユーザーはリアルネットワークスのミュージックストアから購入した曲をiPodで再生できるようになる。
アップルは簡潔な声明の中で、「リアルネットワークスがハッカーの戦術と倫理観を用いてiPodに侵入したことを大変残念に思っており、DMCAその他の法律に基づき、同社の行為の影響について調査中です。リアルネットワークスとその顧客の皆様には、当社が定期的にiPodソフトウェアをアップデートする際に、リアルネットワークスのHarmony技術が現行および将来のiPodで動作しなくなる可能性が非常に高いことを強く警告いたします」と述べた。
アップルから好意的な返答が得られなかったため、グレイザー氏は1ヶ月後、アップルのスティーブ・ジョブズCEOに電子メールを送り、リアルネットワークスがアップルのフェアプレイ・デジタル著作権管理(DRM)技術のライセンスを取得する「戦略的パートナーシップ」の構築を訴えた。グレイザー氏はその見返りとして、リアルネットワークスはiPodをリアルミュージックストアとRealPlayerソフトウェアの主要デバイスにすることを約束した。
アップル社は関心を示さず、すぐにリアルネットワークスの申し出を却下し、グレイザー氏がこの件について話し合うためにCEOのスティーブ・ジョブズ氏と会うことも拒否した。
月曜日、RealNetworksはHarmony技術を発表しました。この技術がリリースされると、ユーザーは同社のオンラインミュージックストアで購入・ダウンロードした音楽をiPodで再生できるようになります。Harmonyを実現するために、RealNetworksは、RealNetworksのストアからダウンロードした楽曲を、RealNetworksのHelix DRM方式からAppleのFairPlayに相当するDRM方式に変換する技術を開発しました。
本日、RealNetworks は、多数のデジタルオンライン音楽ストアに自社の Harmony テクノロジーのライセンスを供与すると脅し始めました。
今朝、AppleInsiderに送られた匿名の電子メールの中で、ある情報筋は、Apple がすでに、RealNetworks のハッキングを無効にすることに重点を置く小規模のソフトウェア エンジニアリング チームを編成したと主張している。