AppleInsiderスタッフ
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今週初めに発表された報道とは反対に、アップルコンピュータ社は、同社のデジタル音楽プレーヤー「iPod」を製造する中国の工場の労働条件に関する調査はまだ終わっていないと述べている。
中国における企業責任の促進を目的としたウェブサイト「China CSR」は月曜日、フォックスコンの広報担当者の発言を引用し、アップルが調査のために特別チームを工場に派遣したが問題は見つからなかったと報じた。
「アップルのサプライヤー行動規範は、業界で認められている基準よりも高い基準を設けており、当社は不遵守の申し立てを非常に深刻に受け止めている」とダウリング氏は付け加えた。
現在も続いている調査は、今月初めにフォックスコンの製造施設の一部を労働搾取工場と描写する詳細な記事を掲載した 英国の新聞「メール・オン・サンデー」の主張に対するものだ。
フォックスコンは当初、この件に関して不正行為を否定していた。しかし最近、台湾メーカーの広報担当者は、従業員に要求されている残業時間が一部の現地労働法に違反していることを認めた。
ビジネスウィーク誌はこの問題について、明らかにそのような不愉快な印象を避けたいと考えているアップルは、82億ドルの現金の一部を使って中国に独自の工場を建設することで、世界の他の国々に模範を示すべきだと述べている。