iOS向けPixelmator 2.4は、HEIFやドラッグアンドドロップのサポートを含む完全なiOS 11互換性を実現します。

iOS向けPixelmator 2.4は、HEIFやドラッグアンドドロップのサポートを含む完全なiOS 11互換性を実現します。

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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画像編集ツール Pixelmator の iOS 版が火曜日にアップデートされ、バージョン 2.4「Cobalt」では iOS 11 と完全に互換性を持つようになり、画像の HEIF 形式がサポートされ、Pixelmator プロジェクトにファイルをドラッグ アンド ドロップできるようになりました。

iPadユーザーにとって便利な機能であり、iOS 11で導入された生産性向上機能の一部であるドラッグ&ドロップ機能により、Pixelmatorの作品に他のメディアを簡単に組み込むことができます。ファイルは、Split ViewやDockに配置されたアプリの最近使用したファイルのポップアップウィンドウなどから、個別に、またはまとめてPixelmatorに移動できます。

高効率画像ファイル(HEIF)のサポートが追加されたことで、PixelmatorはJPEG画像ではなく、iPadやiPhoneでこの形式で撮影された写真を使用できるようになりました。AppleはiOS 11でHEIFを導入し、画像の圧縮率を向上させました。これにより、画質を損なうことなくiPhoneやiPadのストレージ容量を削減できますが、HEIFを使用した画像をサポートするにはアプリもアップデートする必要があります。

Cobalt アップデートには、多数のバグ修正とその他の改善も含まれています。開発者はリリースノートで主な変更点を4つ挙げています。1つは、「選択範囲を開始した後にズームイン」するとアプリが予期せず終了する問題、もう1つは、ユーザーが画像を閉じた直後に再度開こうとすると Pixelmator が時々応答しなくなる問題です。

開発チームは、レイヤーの追加または削除時にコンポジションがランダムに消えるエラーも修正しました。また、「カラー」および「フォーマット」ポップオーバーのボタンがユーザーのタッチに反応しない問題も解消しました。

iOS版PixelmatorはiOS App Storeで4.99ドルで入手可能です。iOS 9.1以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchに対応しており、ストレージ容量は138MBです。

iOS版Pixelmatorのアップデートは、10月初旬にmacOS版に行われた同様の変更を反映しています。バージョン3.7「Mount Whitney」では、画像エディタがmacOS High Sierraとの完全な互換性を持つようにアップデートされ、HEIF写真のサポートが追加され、その他多くの統合とパフォーマンスの改善が行われました。