アップル株は反発し、先週の下落分をほぼ帳消しにした

アップル株は反発し、先週の下落分をほぼ帳消しにした

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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アップルの株価は先週のコロナウイルスによる下落からほぼ回復した。

ウォール街全体の株価反発とアナリストの格付け引き上げを受け、アップルの株価は月曜日に9.3%急騰した。

アップルの株価は、金曜日の終値から25.45ドル上昇し、298.81ドルで取引を終えた。この反発は、アップルとウォール街にとって厳しい1週間の後に起こった。2月14日から先週金曜日まで、アップルの株価はCOVID-19をめぐる懸念から16%以上下落していた。

オッペンハイマーは本日、AAPLの格付けを「パフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、同社が競合他社よりも世界的なコロナウイルス危機の影響に対処する態勢が整っていると指摘した。

オッペンハイマーのアナリスト、アンドリュー・ウアークウィッツ氏は「世界中の企業が変化するサプライチェーンと顧客需要の不確実性を乗り越える中で、当社の限定的な調査では、アップルが他社よりも耐性があることが証明されるだろう」と述べた。

アップルは先月、サプライチェーンの麻痺と中国本土での小売店の閉鎖を受けて、2020年第2四半期の売上高見通しを達成できない可能性が高いと発表した。

店舗や製造施設は再開しているものの、フル稼働に戻るまでには時間がかかっている。それでも、AppleのCEOティム・クック氏は先週金曜日、Fox Business Networkに対し、中国は「新型コロナウイルスを制御できているようだ」と語った。