Appleの無料広告付きラジオ「iRadio」、WWDCで発表へ - 報道

Appleの無料広告付きラジオ「iRadio」、WWDCで発表へ - 報道

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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報道によれば、Apple は来週、いわゆる「iRadio」音楽ストリーミング サービスを発表する準備を整えており、この取り組みについて大手広告主に連絡を取っているようだ。

Appleが世界開発者会議(WWDC)で「iRadio」を発表する予定だと報じた最新のメディアはロイター通信だ。同通信は木曜日、この新サービスは収益化戦略において既存のストリーミングサービスPandoraに類似すると報じた。また、Appleは来週にも新サービスを発表する「意向」があると報じた。

木曜日の報道は、今週初めにAdAgeが報じた内容の多くを裏付けるものとなっており、その中にはAppleがiAdサービスを利用して音声広告を販売するという事実も含まれている。これらの広告によって、「iRadio」サービスは引き続き無料で提供される。Appleからのサブスクリプションオプションについては言及されていない。

具体的には、Appleは「大手広告主数社と接触した」と報じられているが、同社はまだ広告スペースの「大規模な」販売を開始していない。

Pandoraの現在の無料サービスには月40時間の制限があり、それを超えるには3.99ドルのサブスクリプションが必要です。別のストリーミングサービスであるSpotifyは、広告付きで月10時間のストリーミングを提供していますが、サブスクリプション料金を支払わずにiPhoneやiPadで聴くことはできません。

Googleは最近、月額9.99ドルで聴き放題のAll Accessサービスを開始し、ストリーミングインターネットラジオ市場に参入しました。同社は、Google Play Music All Accessを近い将来AppleのiOSにも導入することを約束しています。

Apple が「iRadio」の広告収入の 10 パーセントを音楽著作権者に支払う予定であると報じられている。これは Pandora が支払っているとされる 4 パーセントの 2 倍以上の数字だ。

Appleはまた、インターネットラジオサービスに必要な権利に関してワーナー・ミュージック・グループと契約を結んだとも報じられている。ここ数週間の「iRadio」に関する一連の報道は、Appleが月曜日のWWDC基調講演での発表までに全ての準備を整えているのではないかという憶測を呼んでいる。