Apple、カナダで無利子ローンの提供を終了

Appleは、iPhone、Macなどの無利子融資のカナダ最後の選択肢を廃止した。

カナダではApple CardやiPhoneアップグレードプログラムなどのファイナンスオプションは利用できませんが、Appleの顧客にはかつて無利子のファイナンスオプションがありました。PayBrightはAffirmの子会社としてカナダで無利子のファイナンスオプションを提供していましたが、現在は廃止されています。

Appleのウェブサイトによると、Affirmがファイナンスプロバイダーを引き継ぎ、金利が適用されます。iPhoneを購入する場合の金利は24ヶ月で7.99%、iPadとMacの場合は12ヶ月で4.99%です。

Appleは、iPhone購入時に金利が最終価格にどのような影響を与えるかを示す例を示しました。iPhoneの価格が1,099ドルの場合、最低支払額49.70ドルを支払うと、24ヶ月間で93.79ドルを支払うことになります。

これはカナダの顧客にとって理想的な状況ではなく、Appleが米国以外で金融サービスを提供していないことが売上に悪影響を与える可能性があることを示唆しています。Apple Cardは2019年に開始されましたが、現在も米国以外では利用できません。

このニュースを最初に報じたのは、MacRumorsのカナダ在住記者ジョー・ロシニョール氏です。Redditへの投稿への反応からもわかるように、Appleファンにとって購入時の選択肢の少なさは明らかな悩みの種となっています。

Appleは、SIMフリーデバイスのオンライン販売方法をわずかに変更した以外、米国におけるファイナンスの仕組みを変更する動きを見せていません。Apple CardとiPhoneアップグレードプログラムに加え、キャリアによる豊富なファイナンスオプションにより、顧客はデバイス購入時に幅広い選択肢から選ぶことができます。