ウィリアム・ギャラガー
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フェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ
フェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、iOS 14の広告追跡ブロックが今後何年にもわたってCOVID-19からの経済回復に悪影響を与えると主張し、アップルを非難した。
フェイスブックの法的に義務付けられた業績報告の電話会議で、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は同社のこれまでのアップルに対する批判を繰り返し、同社の行動はコロナウイルスの状況から回復しようとしている中小企業に悪影響を与えるだろうと述べた。
Business Insiderによると、この収支報告でザッカーバーグ氏は、ユーザーを追跡して広告をカスタマイズするために、ユーザーに広告を明確に許可することを要求するという Apple の計画を特に取り上げたという。
「アップルのようなプラットフォーム企業が計画している行動は、2021年以降の中小企業と経済回復に大きな悪影響を及ぼす可能性がある」とザッカーバーグ氏は述べた。「(現在)パーソナライズ広告は、中小企業が顧客を見つけ、事業を成長させ、雇用を創出するのに役立っている」
ザッカーバーグ氏は、アップルが中小企業に悪影響を及ぼしていると具体的に言及したが、フェイスブック自身も多くの中小企業の広告を掲載している。そのため、アップルの動きはフェイスブックにとって「大きな課題」となるだろうとザッカーバーグ氏は述べた。
アップルは当初、この新機能を2020年9月にリリースする予定だったが、2021年初頭まで延期した。決算発表の電話会議でザッカーバーグ氏は、これはフェイスブックが2021年第1四半期までは影響を感じないことを意味すると述べた。
一方、フランスでは、広告主と出版社の連合が、同じ問題について政府の反トラスト局に圧力をかけており、Appleにこの機能の導入をさらに延期するよう求めている。