サム・オリバー
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Intel Core i7 モバイル プロセッサとそれに付随する「エクストリーム エディション」が、今週の Intel Developer Forum 2009 で発表されました。以前はコード名 Clarksfield と呼ばれていたこのクアッドコア プロセッサは、高度にスレッド化されたアプリケーションでより優れたパフォーマンスを発揮し、ワークロードに合わせてプロセッサのクロック速度を最大 75% 高速化できると言われています。
「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー、インテル ハイパースレッディング・テクノロジーをはじめとする数々のインテリジェント機能により、インテルはノートPC用プロセッサに革命をもたらしました。必要な時には高いパフォーマンスを提供し、そうでない時には優れた電力効率を実現します」と、インテル アーキテクチャー・グループ エグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのダディ・パールマッター氏は述べています。「モバイルユーザーは初めて、インターネットサーバー並みのスピードを膝の上で実現するノートPCを選択できるようになり、激しいゲームからデジタルビデオ編集、ソーシャルメディア・アプリケーションまで、最も要求の厳しいタスクをこなせるようになります。」
価格は、i7-920XMモデルが1,054ドル、i7-820QMモデルが546ドル、i7-720QMモデルが364ドルです。これらのチップセットは、新しいIntel PM55 Expressチップセットと同時に発表されました。Intelは、これらのチップセットを組み合わせることで、ゲーム、デジタルメディア、写真、音楽、ビジネスアプリケーション、その他のマルチスレッドタスクにおいて最高のノートパソコン体験を提供すると主張しています。
プロセッサはそれぞれ1.6GHzと1.73GHzで動作しますが、必要に応じてそれぞれ最大2.8GHzと3.06GHzまでブーストできます。Extreme Editionのi7-92XMは2GHzで動作します。
現在、MacBook Proシリーズには、2.26GHzから3.06GHzのIntel Core 2 Duoプロセッサが搭載されています。この新しいチップは、将来のiMacおよびMacBook Proに搭載される可能性があります。しかし、近い将来に発売されるモデルにこの新しいチップが搭載されるという証拠はまだありません。
Intelは、Arrandaleというコードネームのデュアルコアプロセッサを2010年初頭にリリースする予定です。これらのチップには、最新の32ナノメートル技術による2つのプロセッサコアとグラフィックスが搭載されると言われており、将来のMacBook Proのアップデートに最適な候補となるかもしれません。