ウィリアム・ギャラガー
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iPhoneに搭載されるプリント基板のメーカーは、今のところスケジュール通りに進んでいると述べている。
プリント基板メーカーによると、以前報じられたようにAppleから生産延期の指示は出ていないとのことで、そのため5G対応iPhoneの遅延は予想されていない。
Appleが「iPhone 12」の発売を2か月遅らせるとの報道が最初にあったが、その後は延期しないとの報道があったが、サプライチェーンの情報筋は、生産は計画通り継続されると予想している。
Digitimesによると、iPhone向けプリント基板(PCB)を製造する台湾のメーカーは、遅延の報道を否定している。具体的には、Appleから生産延期の要請は受けていないとしている。
同社は、iPhoneの発売延期に合わせて2ヶ月の延期を要請されたと主張していた。匿名の業界関係者はDigitimesに対し、生産の遅延に関する要請も通知も受けていないと語った。
しかし、 Digitimesは、コロナウイルスの流行の影響で、複数のメーカーが不確実な需要に直面していること、さらに生産ラインのスタッフ採用が困難になっていることも指摘している。
以前の報道によると、Appleがこのような延期を検討している理由の一つは、「iPhone 12」のプロトタイプの開発を3月までに完了させるのが難しいことにあるとされていた。しかし、アナリストのジーン・マンスター氏は、新型iPhoneの開発は1年ではなく3~4年かかることを投資家に改めて指摘し、これに反論した。
「これは、ある年の3月末までに、サプライチェーンと連携したiPhoneの設計と計画の作業の大部分がすでに完了していることを意味する」と同氏は述べた。
Digitimesはサプライ業界からの情報源から豊富な実績を誇っていますが、その情報から得られる情報の解釈精度は大幅に低いのが現状です。しかしながら、今回の場合、サプライヤーは特定の部品や機能について示唆するのではなく、製造ラインの詳細について語っているのが現状です。