新しいビデオで再び、Appleのプラスチック製と思われるiPhoneケースが紹介される

新しいビデオで再び、Appleのプラスチック製と思われるiPhoneケースが紹介される

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

· 1分で読めます

Apple 社の iPhone は依然として世界で最も売れている携帯電話であるが、新しいビデオは、同社が現状に満足することなく、低価格市場に対応するために iPhone のプラスチック背面バージョンをリリースする予定であるという考えを裏付けているようだ。

新しい動画で紹介されたケースは、以前リークされた画像とほぼ同じで、同じくプラスチック製のiPhone本体が写っているとされていました。YouTubeユーザーDetroitBORGが投稿したこの動画では、音量ボタンやミュートボタン、SIMカードトレイ用の切り欠きがない、未完成のケースが映っています。

動画制作者は、プラスチック製のiPhoneケースを、Appleの最後のプラスチック製iPhoneであるiPhone 3GSと並べて紹介することにも力を入れています。このデバイスは、3GSと現行のiPod touchの融合とも言えるでしょう。

以前リークされた画像とこの動画が正確であれば、廉価版iPhoneは現行のiPhone 5よりもわずかに厚みと幅が増し、4インチ(おそらくRetinaディスプレイ)を搭載することになります。以前の画像と新しい動画の両方から、廉価版モデルには様々なカラーバリエーションが用意される可能性が高く、ハイエンドモデルにも複数のカラーバリエーションが用意される可能性があることがわかります。

プラスチック製の背面を持つiPhoneは、Appleがスマートフォンのローエンド市場への参入を図る試みと言えるでしょう。業界の共通認識は、スマートフォンのハイエンド市場の成長が鈍化しつつあること、そして業界の成長の大部分が現在発展途上市場で起きていることです。しかし、AppleのCEO、ティム・クック氏は昨日の四半期決算電話会議で、この見方に自信が持てない様子でした。

「スマートフォン市場のハイエンド市場がピークを迎えたという考えには賛同できない」とクック氏は述べた。アップルのCEOは、低価格帯のデバイスや、新興市場での販売を強化するためにアップルが店舗で下取りを開始する可能性についてはコメントを控えた。