マイク・ワーテル
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iPhone 11 ProにはアプリケーションRAMだけではなく、計算写真専用の追加のRAMが搭載されているという憶測が高まっています。
水曜日にApple Watchと第7世代iPadの詳細を調べたXcodeの調査の後、開発者のSteven Troughton-Smith氏は、カメラ専用のRAMがある可能性があると述べています。
何人かから、カメラ専用のRAMが2GB追加されているだけかもしれないという意見をもらいました。この新しい写真機能やDeep Fusionは、どうやら安くはないようです。今のところ詳細を確認する方法はありませんし、いずれにしてもユーザーには見えないでしょう。
— スティーブ・トラウトン・スミス(@stroughtonsmith)2019年9月19日
このRAMは4GBを超えるため、iPhone 11 Proシリーズの合計は6GBになります。もしそうであれば、残りの2GBは写真撮影専用に割り当てられ、ユーザーのアプリケーション領域にはアクセスできないことになります。
一見すると、これは理にかなっているように思えます。同時録画やその他のコンピュテーショナルフォトグラフィータスクなどはRAMを大量に消費するため、これらの機能に2GBのRAMを割り当てることで、システム全体の負荷を軽減できます。実際、Troughton-Smith氏のスレッドに投稿したあるTwitterユーザーは、特定の機種ではない古いiPhoneでカメラアプリを開くと、他のRAMやシステムリソースを大量に消費するアプリケーションが「一気に」起動してしまうと指摘しています。
さらに、iPhone 11 Proに関する初期の噂では、6GBのRAMが搭載されると示唆されていました。しかし、iPhoneがApple以外の人々の手に渡って初めて、4GBのアプリケーションRAMが搭載されていることが証明されました。
完全な分析には、iPhoneのファームウェアと、そこに含まれるデータの分解が必要になります。トラウトン=スミス氏は、すぐに調査を開始すると述べています。
2018年のiPhone XSおよびiPhone XS Maxと基本的に同じiPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Maxは、9月10日にスティーブ・ジョブズ・シアターで開催されたAppleの「By innovation only」イベントで発表されました。新しいSuper Retina XDR 5.8インチおよび6.5インチOLEDディスプレイを搭載した新しいモデルは、前モデルと似ているように見えますが、大幅な速度向上と、斬新なカメラ機能などの新機能が追加されています。
iPhone 11 Pro Maxは、シルバー、ゴールド、スペースグレイ、そして新色のミッドナイトグリーンのカラーバリエーションで展開されます。カラーバリエーションに関わらず、価格は1,099ドルからで、9月20日に出荷開始となります。