Apple、混乱を受けて『ブレイキング・バッド』シーズンパス所有者に返金を申し出る

アップルは月曜日、「ブレイキング・バッド」シーズンパス所有者に、シーズンが2部に分割されたため最後の8話を無料で提供すると電子メールを送信したが、価格設定をめぐる混乱が生じ、集団訴訟に発展した。

本日送付された短い書簡の中で、AppleはAMCが『ブレイキング・バッド』の最終シーズンを「シーズン5」と「ファイナル・シーズン」と名付けた2つのパート（それぞれ8話ずつ）に分割するという決定によって生じた混乱について謝罪した。この人気ドラマのファイナル・シーズンは、当初全16話の単一シリーズとして予定されていた。

シーズンパスを分割前にご購入いただいたお客様には、22.99ドル相当のiTunesコードが提供されるとお知らせいたしました。このコードは「ファイナル・シーズン」だけでなく、ストア内の他のコンテンツにもご利用いただけます。また、このコードは、混乱発生後に両シーズンをご購入いただいたお客様への払い戻しにもなります。

今月初め、アップル社は、この事態への対応をめぐって訴訟を起こされ、原告らは同社が『ブレイキング・バッド』のプリペイド価格を虚偽に宣伝したと主張し、全16話が含まれていると思いシーズンパスを購入した顧客に対して両シーズンをリリースするよう同社に要求していた。

『ブレイキング・バッド』のシリーズ最終回は今週日曜日にAMCで放送され、その後すぐにiTunesでダウンロード可能になる。