マルコム・オーウェン
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Facebook は、新しい iPhone モデルで生成される深度マップを活用して、2 次元の写真に 3D 効果をもたらす「3D 写真」を含む新しい画像処理機能をソーシャル ネットワークのユーザー向けに展開し始めました。
5月に開催されたFacebookのF8カンファレンスで初めて発表された3D写真は、徐々に全ユーザーに公開されつつあります。この機能は、通常は静止した平面的な写真に奥行きを与えるもので、ユーザーが画像をスクロール、パン、または傾けると、背景が背後でスクロールするようになります。
この機能は、iPhone 7 Plus以降のモデル、特にiPhoneに内蔵されている「ポートレート」撮影機能で生成される深度マップを活用します。デュアルカメラ構成と撮影時に生成された深度マップを使用することで、ポートレート写真をこの追加データとともにサービスにアップロードし、表示可能な3D写真に変換することができます。
ユーザーはFacebookアプリで新規投稿を作成し、画面右上のメニューから「3D写真」を選択し、デバイスのポートレート写真フォルダから画像を選択します。選択後、投稿に含める残りの詳細を入力してから、フィードに送信できます。
Facebookは本日、ユーザー向けにこの機能の有効化を開始しました。当初は少数のユーザーが画像を作成できましたが、今後数週間で対応デバイスを持つすべてのユーザーに公開される予定です。画像作成機能の展開は遅れていますが、Facebookは投稿された3D写真をすべてのユーザーが制限なく閲覧できるようにしています。
3D 写真は、Oculus Go の場合は Oculus ブラウザ経由で、Oculus Rift の場合は Firefox 経由で、仮想現実システムを使用するユーザーも閲覧できます。