AppleInsiderスタッフ
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ジョブズ氏は、火曜日に新型iPodの発表後にCNBCのジム・ゴールドマン氏と行ったインタビューで、昨年リリースされた第3世代のiPod nano「ファットボーイ」が、それ以前の2つのモデルほど好評ではなかったことを認め、それが今年、このプレーヤーをより縦長の形状に戻したきっかけとなったと語った。
「お客様がiPodの縦型フォームファクタを好んでいたことは、私たちにとって非常に明白でした。それは第1世代と第2世代のiPodでも同じでした」と彼は語った。「第3世代では、高解像度の画面を搭載するために、四角いデザインを採用しました。そして、この第4世代iPod nanoでは、その両方を実現できました。」
ジョブズ氏はまた、火曜日にアップルの音楽事業のみに注力するという自身の決断を擁護し、このイベントへの招待は、同社のMac製品ラインに関する発表を期待していたウォール街や業界関係者にメッセージを伝えることが目的だったと付け加えた。
「iPodで導入した機能や、 Geniusプレイリスト機能を搭載した新しいiTunes 8など、今日は話すことがたくさんありました」と彼は言った。「そして…ご存知の通り、私たちが送った招待状には『Let's Rock!』と書いてありました。だから、私たちは…ご存知の通り…」
ジョブズ氏は、自社のコンピュータ事業の継続的な成功に驚いているかと問われると、消費者がようやくMacをWindowsの現実的な代替として見るようになったおかげで、Macは「転換点」に達したと考えているとコメントした。
「もう一つ興味深いのは、人々がかつては仕事で使うから家庭用のコンピュータを購入していたことです」と彼は述べた。「しかし今では、家庭におけるMacの普及が十分に進んでいるため、『この使いやすいコンピュータを仕事でも使えないのはなぜだろう』と考える人が増えています」
7分間のインタビューで、ジョブズ氏は同社の最近の失策、近々リリースされるiPhone 2.1ソフトウェアアップデートへの期待、そしてアップル株の動向についても語っている。ゴールドマンはジョブズ氏の健康状態に関する憶測をカメラの前では取り上げないことに同意したが、オフカメラではその件について少し質問することを許可された。
「本当に元気だよ」とジョブズ氏は言い、自身の健康状態に関する最近の噂や憶測はすべて「アップル株を大量に空売りしているヘッジファンド」が生み出したものだと何気なく発言した。