AppleInsiderスタッフ
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Appleは木曜日、WebGLの調整を含む新しいWebKitの変更を特徴とするOS X 10.9 MavericksおよびOS X 10.8 Mountain Lion用のSafariの新しいビルドを開発者に提供した。これはOS X 10.10 YosemiteおよびiOS 8でより広く採用されると思われる。
Mavericks 向け Safari 7.1 および Mountain Lion 向け Safari 6.2 では、WebGL を利用した 3D レンダリングが Apple のブラウザに導入されるほか、IndexedDB、JavaScript Promises、CSS Shapes and Compositing などの他の WebKit エンジン機能も導入されます。
Appleは、最新のシードをテストする開発者に対し、サブピクセルレンダリングに集中するよう求めています。サブピクセルレンダリングは現在、すべてのWebコンテンツでデフォルトで有効になっています。リリースノートによると、アプリ内Webビューを備えたWebサイトは、デザイン上の制約に応じてレンダリング結果が異なる場合があります。
さらに、同社は拡張機能の互換性に重点を置くことを要求しています。
新しい WebKit 機能に関して、Apple は次のように述べています。
- WebGL。Safari の WebGL サポートにより、開発者はプラグインなしでネイティブに動作する 3D エクスペリエンスを作成できます。
- IndexedDB。IndexedDB API を使用すると、Web 開発者は、オンラインで動作する Web アプリケーションや、クライアント側で大量のデータをキャッシュする必要がある Web アプリケーションの構造化データを保存できます。
- JavaScript Promise。Safari を使用すると、JavaScript 作成者は非同期プログラミング パターンをより自然に操作できるようになります。
- CSS シェイプと合成。CSS を使用すると、Web サイトで画像やジオメトリ シェイプの周囲にテキストを簡単に配置したり、DOM 要素に対して画像合成操作を実行したりできるようになります。
開発者は、Apple の開発者ポータルから、Mavericks 用の Safari 7.1 と Mountain Lion 用の Safari バージョン 6.2 をダウンロードできます。