ニール・ヒューズ
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Engadget 経由の Samsung からの招待状。
サムスンは、アップルのワールドワイド開発者会議が同市で始まる予定の5日前、5月28日にサンフランシスコで開催される健康関連のイベントを宣伝し始めた。
「健康をめぐる新たな対話が始まろうとしている」と、Engadgetが最初に公開したサムスンによる5月下旬のイベントの予告には記されている。韓国の電子機器メーカーであるサムスンは、話題作りのため今週「日程をお知らせ」する告知を出し、報道関係者への正式な招待状もその後送付する予定だ。
しかし、この通知が発行されて以来、テクノロジー愛好家たちの間での会話は、予想通り、そのわずか5日後の6月2日に毎年恒例のWWDCイベントの開始を予定しているAppleに関するものとなっている。
Appleがユーザーの健康とウェルネスの向上に焦点を当てた新機能を提供すると噂されていることから、Samsungのタイミングは特に興味深い。報道によると、Appleは健康に特化したアプリケーションを開発中であり、アクティビティ、フィットネス、一般的な医療情報を追跡するiPhone接続デバイスのエコシステムと連携することで、データ収集を一元化し、ユーザーのライフスタイルの改善を容易にするとのこと。
Appleは既に、iPhone 5sに搭載されているA7 CPUに搭載されているカスタムM7コプロセッサを通じて、歩数計などのモーション関連アプリケーションを動作させています。しかし、今年リリースが予定されているiOS 8では、Appleが健康とフィットネス市場へのさらなる進出を狙うと噂されています。
今年、AppleはiOS 8だけでなく、待望の腕時計型デバイスでもフィットネスに注力するとの噂が濃厚です。Samsungは今年初め、Appleの噂の「iWatch」に対抗するべく、独自のGear Fitアクセサリを発表しました。
サムスンによるウェアラブル機器市場への進出は、昨年秋にスマートウォッチ「Galaxy Gear」を発売したことで本格的に始まりました。この製品はレビューで酷評され、その後の報道では、サムスンがAppleの期待の的だった「iWatch」に先んじて市場参入を急いだのではないかとの見方が出ています。