スラッシュレーン
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水曜日に発表されたシステムおよびPCハードウェアレポートでは、しばらくの間Appleを過小評価し、過小評価していることで知られるモルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏が、クパチーノを拠点とする同社に対する新たな強気の見通しを主張している。
特に彼女は、Macの出荷が勢いを取り戻し、第2四半期および2009年通期の予想を大幅に上回ることを示唆する「複数のデータポイント」を指摘している。その第一は、先月初めに行われたMacBook Proシリーズの大幅な刷新で、「6月期と9月期の両方で成長のきっかけとなる可能性が高い」としている。
ハバティ氏はまた、市場調査会社NPDの週次データに基づくグラフを提示し、MacBook Proシリーズの刷新以降、「ここ数週間、Macの出荷台数が着実に増加している」ことを示唆している。しかし、その発売以前から「Appleはより広範な法人向けPCセグメントを上回り始めており、5月の法人向けMacの出荷台数は前月比25%増だったのに対し、市場はわずか1%の成長にとどまっている」と彼女は記している。
その結果、ヒューバティ氏は、Appleが6月までの3ヶ月間でMacの販売台数を250万台と報告すると予想している。これは、同氏の以前の予測である240万台から4%増加している。もしこの予測が正しければ、四半期ベースで12%の成長となる。これは同社の過去3年間の平均である14%をわずかに下回る水準だが、経済状況を考慮すると、前年比では1%の減少となるのは妥当な数字と言えるだろう。
モルガン・スタンレーのアナリストは、市場全体の成長予想に続き、ライバルであるデルとHPの出荷予測も引き上げたが、「小売在庫水準が健全であることや、最近Macの法人・小売販売が改善している兆候を考慮すると、最も上昇の余地が大きいのはアップルだ」と述べた。
同様に、ヒューバティ氏は2009年と2010年の暦年のマック販売台数の予測を、それぞれ970万台と1030万台から、1020万台と1170万台に引き上げた。