サム・オリバー
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Google は世界中で Android の月間アクティブ ユーザー数を約 10 億人としているが、月曜日に公開された新しい閲覧データによると、米国ではモバイル デバイスからのページ閲覧の 10 件中 6 件以上が依然として iPhone、iPad、または iPod touch から行われている。
Appleの米国モバイルブラウジング市場におけるシェアは、昨年7月のピーク時(64.4%)からわずか4.1%ポイント低下し、60.3%となった。前年同期比でもほぼ横ばいとなっている。一方、GoogleのAndroidは同時期に4.5%ポイント上昇し、33.4%となった。
このデータは視聴者測定会社Quantcastによって収集され、Pipar Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスター氏が月曜日の午後に投資家向けに発表したメモの中で発表された。そのコピーはAppleInsiderにも提供された。Quantcastは約10億のモバイルページビューをサンプリングしてシェアデータを算出しており、マンスター氏はこれを視聴市場の約1.5%に相当するとしている。
マンスター氏は、iOSが引き続き優位に立っている理由について、いくつかの仮説を提示した。まず、iPhoneが大手携帯電話事業者であるAT&TとVerizonで最も人気のあるスマートフォンとなっている点が挙げられる。また、iOSユーザーはAndroidユーザーよりも「日常的にスマートフォンを頻繁に利用している」可能性が高く、iPadのトラフィック量はAndroidタブレットよりも比例して大きいと考えている。
AppleとGoogleは、互いに争う一方で、他のOSも徐々に追い出している。データは詳細には示されていないものの、過去1年間の4.6%ポイントの低下は、Windows Phone搭載端末と、苦境に立たされているカナダのスマートフォンメーカーBlackBerryの端末の売上不振が大きな要因となっている可能性が高い。