エヴァン・セレック
· 1分で読めます
GoogleのGmailロゴ
Google は非アクティブなアカウントに関するポリシーを変更し、デジタルサービスの安全性とセキュリティをさらに高めることを目指して、アイドル状態のアカウントに新たな時間制限を設けています。
Googleは火曜日、セキュリティの観点から、非アクティブなアカウントに関する従来のポリシーを若干変更すると発表しました。発表の中でGoogleは、古くて非アクティブなアカウントは、パスワードの使い回しや二段階認証の未有効化など、様々な理由により不正アクセスされやすいと述べています。
今後、Google は、データ回復の可能性があるアカウントをアイドル状態にするのではなく、非アクティブなアカウントを完全に削除します。
Googleによると、Googleアカウントが2年以上使用またはログインされていない場合、アカウントとそのすべてのデータが削除される可能性があるとのことです。ただし、削除対象となるのはGmailだけでなく、カレンダー、Meet、ドキュメント、ドライブ、YouTube、Googleフォトも含まれます。
ただし、発表では、この新しいポリシーは個人アカウントにのみ適用されることも明記されています。学校や企業に関連付けられたアカウントには影響はありません。
Googleは、アカウント削除前に複数回の通知メールを送付し、十分な通知期間を設けるとしています。ただし、削除はすぐに行われるわけではなく、最初の非アクティブなアカウントの削除は今年12月から開始される予定です。
プロセス全体も段階的に行われます。Googleは、設定後に一度も使用されなかったアカウントから始めます。
Googleアカウントをアクティブに保つ方法
- Googleドライブを使用する
- Google Playストアからそのアカウントでアプリをダウンロードする
- Google検索を使用する
- Googleの「Googleでログイン」機能を利用してサードパーティのアプリやサービスにアクセスする
- YouTubeビデオを見る
- Gmailでメールを読んだり送信したりする
また、そのアカウントで Google One などのサブスクリプションを設定している場合、そのアカウントはアクティブであるとみなされ、その状態が維持されます。
興味深いことに、今回の発表では、Gmailでエイリアスを設定し(Appleのメールアプリでも同様の機能があります)、別のアカウントにメールを転送することが、アカウントをアクティブと判断するのに十分な理由となるかどうかは明確にされていません。AppleInsiderはコメントと説明を求めています。