アップルストアが10周年を迎える中、一部の従業員が組合結成を検討している

アップルストアが10周年を迎える中、一部の従業員が組合結成を検討している

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

· 1分で読めます

「アップル小売労働組合」と名乗る団体は、アップルの小売事業が10周年を迎えるにあたり、その理念への支持を集めようとしている。

同団体は、アップルが2001年5月19日にバージニア州マクリーンとカリフォルニア州グレンデールに最初の店舗をオープンしてからちょうど10年となる木曜日に報道関係者に連絡を取った。アップル小売労働組合は、アップルの店舗は「過酷な」環境であり、一部の従業員が「不当な扱いと報酬」を受けていると主張している。

「私たちはもっと良い扱いを受けるに値する。私たちの時が来たのだ」と手紙には書かれていた。

Macworldが最初に報じたように、この組織を代表する匿名の人物は、「太平洋岸北西部の一部店舗が組合結成について話し合いを進めている可能性がある」と述べた。ワシントン州リンウッドのアルダーウッドモール店は「これまでで最も集団行動に近い例だ」と彼らは主張した。

アップルの直営店での「不当な扱い」については、賃金、休憩時間、研修機会、社内候補者の選考・採用プロセスが主な不満だと関係者は語ったと伝えられている。

「現時点でアップル小売労働組合がどの程度真剣に、どの程度の規模で活動しているのかは不明だ」と作家のレックス・フリードマン氏は書き、公式ツイッターページにはツイートが2件しかなく、そのうち1件は1月のものだが、フェイスブックページには2月の投稿が数件あり、「いいね!」が1回付いていると指摘した。

Appleの直営店は同社の事業全体にとって重要な部分を占めており、同社は四半期ごとに、店舗で販売されるMacの約半数がこれまでMacを所有したことのない新規顧客によるものだと報告しています。直近の四半期決算発表の電話会議において、同社はAppleの直営店の来店客数がまもなく10億人に達すると発表しました。