シェーン・コール
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出典: TheWrap
著名な監督のデヴィッド・フィンチャーはソニーのスティーブ・ジョブズの伝記映画の指揮を執ることを検討しているが、報道によると、スタジオ側がクリスチャン・ベールに主役を演じさせる場合にのみ引き受けるとのことだ。
『ソーシャル・ネットワーク』や『ファイト・クラブ』の監督として知られるフィンチャー監督は、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの共同会長エイミー・パスカル氏との最近の会合で、自身の立場を明らかにしたとTheWrapは報じている。ベール監督へのオファーはまだ届いていないが、現時点では将来のプロジェクトに関わっていないという。
ベールはクリストファー・ノーラン監督の大ヒット作『ダークナイト』三部作でバットマン役を演じたが、 『アメリカン・ハッスル』や『ザ・ファイター』といった批評家から高い評価を得た作品にも出演している。また、映画ファンの間ではカルト的な人気を誇る『アメリカン・サイコ』や『エクイリブリアム』での役柄でも知られている。
エミー賞とアカデミー賞を受賞した脚本家アーロン・ソーキンが脚本を手掛けた。ソーキンは政治ドラマ『ザ・ウェスト・ウィング』や、フィンチャー監督と組んだFacebook創立期を描いた『ソーシャル・ネットワーク』で知られる。ウォルター・アイザックソンによるスティーブ・ジョブズの伝記を基にしたこの映画は、ジョブズの人生における3つの異なる時代を象徴する、3つの別々のApple製品発表会の舞台裏の駆け引きを軸に展開すると予想されている。
ソニーは2014年後半に撮影を開始する予定と報じられているが、スケジュールの都合で開始は2015年初頭にずれ込む可能性がある。これは、2013年にアシュトン・カッチャー主演で公開された『ジョブズ』に続き、元アップルCEOスティーブ・ジョブズの死後制作される2作目の伝記映画となる。