スラッシュレーン
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アナリストのアンディ・ハーグリーブス氏は火曜日の顧客向けレポートで、ネット・アプリケーションズのデータを引用し、iPhone 3G が 7 月 11 日に発売されて以来、世界のブラウザ市場における iPhone のシェアが 0.16 % から 0.31 % に加速したと指摘した。
この傾向が四半期の残り期間(9月30日まで)も継続すれば、iPhoneの販売台数は、これまでの予想である350万台から150万台程度増加することになるだろう。
「iPhoneのインターネットブラウジングにおけるシェアは、Windows Mobileの4倍、Linuxのシェアの約40%に達しています」とハーグリーブス氏は記している。「長期的には、iPhoneの優位性がハードウェア売上高の力強い成長を牽引するとともに、付加価値サービスを通じてユーザーベースから収益を得る新たな機会を提供すると期待しています。」
より具体的には、アナリストによると、初代iPhoneが普及していた4カ国では、ブラウザ市場におけるiPhoneのシェアがほぼ100%増加したという。一方、初代iPhoneが普及していなかった17カ国では、ブラウザシェアの増加率は50%から1,100%に及んだ。
「iPhone 3Gは日本での閲覧数の増加が最も顕著で、過去6週間でシェアが0.01%から0.12%に増加した」と彼は書いている。
ハーグリーブス氏は最新の推計を裏付けるように、過去1年間のiPhoneのブラウザシェアの伸びと販売台数の間には強い相関関係があると指摘した。例えば、Appleは前年同期の12月期に230万台のiPhoneを販売し、ブラウザシェアは0.05%増加した。
iPhone のシェアは 3G モデルの発売後わずか 6 週間でさらに 0.15% 上昇しており、現在の 350 万台販売台数の予測は控えめすぎる、つまり 150 万台ほど足りないと思われる。
「特に、アップルは8月22日にiPhoneを新たに20カ国で発売し、9月7日からベスト・バイを通じて販売を開始する予定で、これが当社の9月四半期予想をさらに押し上げる可能性がある」とアナリストは付け加えた。
アップル株のアウトパフォーム評価と235ドルの目標価格を維持しているハーグリーブス氏は、iPhoneが100万台増えるごとに1株当たり0.28ドルのフリーキャッシュフローが追加されると見積もっている。